
冬晴れの青空を背景に、まるでカーテンのように連なる白い大根。畑の斜面に組まれたやぐらに掛かる大根のすき間からは、富士山の姿を望むことができます。三島市の箱根西麓地域は、水はけがよく柔らかい火山灰土壌をもつため、古くから多くの野菜が栽培されてきました。冬の箱根西麓三島野菜の代表格である大根は、漬物用の加工のため曲げても折れない程度に日干しで乾燥させます。冷涼な空気にさらすことで甘みを増幅するともいわれ、変わらぬ味を守るための欠かせない工程です。大根干しと同時に、三島の街や人の冬支度がはじまります。
※こちらでご紹介している写真は、天候・時間帯などの様々な条件がそろった時にだけご覧いただける風景になります。
旅のワンポイント
箱根山の西側斜面地域(三島市三ツ谷新田周辺)で見られます。各農家が行っているので明確な実施期間は決まっていませんが、おおむね11月下旬から12月上旬です。大根干しが見られる場所は私有地が多いため、見学したり写真を撮ったりする場合は周りの迷惑にならないように注意しましょう。
"富士山と大根干し" 旅の楽しみ
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[周辺MAP]
絶景ポイント一覧
2016年2月19日更新