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- 07.伝統を守りつつ挑戦し続ける
07
- 伝統を守りつつ挑戦し続ける。だからこそ、未来が開かれる田村七宝工芸 五代目 田村有紀氏
花瓶や額をはじめとした、伝統工芸品「七宝焼」の製作。そして、その七宝焼の魅力をより多くの方に知っていただくきっかけ作りとして、様々なチャネルを増やす活動をしています。伝統を受け継ぎながらも挑戦を続けるフロンティアブランドになることを目標に、七宝ジュエリーブランド「SHIPPO JEWELRY-TAMURA YUUKI-」を立ち上げ、七宝焼を知ってもらう様々な活動の一つとして展開しています。
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- 贈り物としても人気がある七宝額作品
王朝文様富士之図七宝額/四代目 田村丈雅 作
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- 日常づかいにもぴったりのアクセサリー
より多くの人に出会うことで新しい物語が始まると思っているので、チャンスがあれば積極的に外へ出るようにしています。そして、常に心がけているのは、何事も決めつけたり偏った考え方はしないことです。何より喜んでもらえることが一番うれしいので、どのように取り組むことが最善かをいつも考えています。
未来とは、歴史が根本にあって築かれていくものだと思います。だからこそ、七宝焼が長い年月をかけて育んできた伝統を受け継ぎながら挑戦していくことが大事です。私流の挑戦は、「奇をてらったことをするわけではなく、ただ目線を変えただけ」の作品づくりをすること。これから先のことは、一つひとつの小さなきっかけを大事にして進めば、自分の納得できる形が見えてくると思っています。そのうえでクリエイティブな発想を活かしながら、未来を切り開いていきたいと考えています。
- 「多くの人に七宝焼の魅力を知ってほしい」
という田村有紀氏
「あま市」七宝焼アートヴィレッジの情報はこちら
田村七宝工芸 五代目 田村有紀氏
尾張七宝始まりの地である愛知県あま市七宝町にて1883年より続く窯元「田村七宝工芸」四代目 田村丈雅氏の長女。武蔵野美術大学卒業後は様々な仕事を経験した上で、2015年に七宝焼製作を本格始動。七宝焼の伝統を守りつつ、七宝焼の再認知、伝統産業の再構築を図るため精力的な活動を行っている。
インタビュー対象者の肩書は取材当時のものです。
2017年10月2日更新